人生何度目かわからない「選択の刻」
僕は昔からとにかく人と違うことが好きだった。昔というのはいつからかわからない。記憶を遡ってみると、小学校の時からかもしれない。デュエルマスターズというカードゲームが流行っていた時に、自分でデッキを作るのが好きだった。周りの人が強いと言って使っていたカードやデッキをあまり好まなかった。当時サッカークラブに所属していた僕は、人と同じスパイクを嫌った。みんなが履いているカッコいいスパイクは僕には魅力的に見えなかったし、欲しいとも思わなかった。
特別、奇抜なモノが好きというわけではないが、何故か人と違う自分が好きだったのかもしれない。僕が麻雀を愛し、大学生の時に麻雀に明け暮れていたのも、それが原因かもしれない。
そんな感覚は社会人になっても変わることはなく、世間一般から見たらキチガイであり、異端だと思う。麻雀のプロ資格を取って、休みの日には雀荘に麻雀をしにいくような生活を送っていることは1㎜も後悔していない。どちらかといえば、大卒で大手と言われるような会社になんの疑問も持たずに入社してしまったことの方が後悔している。
そんなこんなで、気が付いたら現在4社目の職場にいる。先日も記事にしたが、この職場も10月で終わる。24歳にしては早すぎる4回目の無職だ。
ただ、別に後悔はしていない。1社目の大手企業を入社1年で退職してから、僕はすべて自分の意思決定で物事を選択すると誓った。それゆえ、普通の人がやらないような仕事だったり、会社を自ら選んで職をまっとうした。設立から1年の5人しかいない会社だったり、ちょっと風変わりな飲食店だったり、スタートアップ企業だったりと。
「お前大丈夫か?」
「迷走してない?」
「まぁガンバレヨ」
この類の言葉をどれだけかけられたか。所詮はみな、上から目線で他人事なんだろうなとわかっているものの、僕には何も言い返すことはできない。
大丈夫じゃないし、迷走してるし、頑張ってるつもりだけど成果が出ないからだ。
さて、今までの自分の行動を卑下したところで何も生まれないので、これからどうするか考えることにしよう。もしかしたら、このブログを読んでくださっている方の中には、同じような境遇もしくは同じような境遇に立ったことがある人がいるかもしれない。人生に幾度となく訪れる、「選択の刻」である。(CZぽく)
1.転職(大手or大手子会社)
2.転職(スタートアップorベンチャー)
3.転職(友達の会社)
4.個人事業主(一応、ネタはあるが食えるかどうかギリギリ)
5.起業(ビジネスもデスはあるが、資金調達が問題)
選択肢はこんなところか。
一応すべての選択肢を挙げたが、1は100%あり得ない。今のところ、有力なのは、2と4の複合型。ベンチャー企業で働きつつ、副業として持ちネタをすること。この問題は1つだけ。入社できるかどうか。就職活動でもぶち当たった壁なのだが、自分がやりたいと思って必死こいたとしても物理的に不可能という場合もあるからだ。
僕は同年代の人よりも、取捨選択の回数が多いと自負している(麻雀で死ぬほどしてきている)。もうここまできたら慣れたもんだが、麻雀の選択とは勝手がちがう。部区はタイムリミットを27歳までと決めているので、あと2年ちょっと。自分に何が出来るか日々考えて行動しなければならない。
こんな僕でも今日を元気に生きている。あなたならもっと出来るはずだ。