意識高い系ギャンブル中毒者の日常

ー読めばあなたが優越感に浸れるブログー

会社が亡くなります

前提の話から始めよう。

僕がいる会社は、都内にある自称スタートアップ企業である。創設者が常々スタートアップと言っているが、僕はそうだと思ったことはない。そもそも「スタートアップ企業 とは」でググってみると

 

スタートアップ(startup)という英単語には「行動開始(の)、操業開始(の)」などの意味があり、日本のビジネスの場では「立ち上げ」や「起業」などの意味で使われています。ビジネスの場で使うスタートアップという言葉はアメリカのシリコンバレーからきたものです。日本ではスタートアップを「比較的新しいビジネスで急成長し、市場開拓フェーズにある企業や事業」として使われています。つまり、「非常に高い率で成長し続けるビジネス形態」であれば、会社の規模や設立年数は関係なくスタートアップと言えるようです。また、スタートアップする起業家は“今までに無いイノベーションを起こし世の中を変える事”を目的としていることが多いです。

 引用:https://hataraku.vivivit.com/works/startup

 

だそうです。

そもそもうちの会社では、特定の事業がなければ、イノベーションを起こすこともない。社長がただただ会社経営に憧れて、スタートアップという言葉を使いたかったがために会社を作ったのではないかとすら思えてきた。

僕は前も言ったように、元々人と違うことに魅力を感じていたし、とにかく若いうちに行動することをモットーにひたすら走ってきたつもりだ。だから、今の自分に至っていることに関しては、まったくというとウソになるが、後悔していない。

少なくとも一生安泰だと思って大手企業に入り、言われたことだけやるような仕事に就くよりはコッチの波乱万丈な人生の方がはるかにマシだ。こんな事を書いてると、「大手企業で働いてる人を馬鹿にしてる」とかいう否定的な意見しか頭にない暇な人間が噛みついてきたりするが、そんなことはもはやどうでもいい。死語でいうと、アウトオブ眼中なんですよ。

 

まぁ本題に戻ると。そんな経緯で社長が今年の4月に会社を設立。立ち上げメンバーとして5月から一緒に会社を計4人で運営してきた。そんな中、昨日、事件が起きた。

 

社長「お前らスマン。ちょっと訳あって、10月で会社をたたむことにした。」

一同「・・・・・・」「は?」

 

もはやなんか笑けてくるくらい唐突だったんですが、冷静に話を聞いてみることに

 

社長「思ったより難しすぎた。俺には能力がなかった。みんなには手伝ってもらっていたが本当に申し訳ない。」

 

事実、半年ほど会社を運営していたが売り上げはほとんど出なかったし、何よりも軸となるコンテンツが存在しないことが最も大きな問題であった(軸となるコンテンツはそう簡単に作れるものではないが)。友人に今なんの仕事してるの?と言われても、即答できない自分がいたし、できたばかりの会社だからしょうがないと思っていたんですが、さすがに毎日何をしているんだろうという感覚に陥っていた。おそらく社長も他のメンバーもそうだったに違いない。

残りのメンバーで会社を引き継ぐという選択肢もあったが、立ち上げは社長の個人資金でやっていたし、何よりコンテンツも資金も信用もない中で走ることは不可能という話でまとまった。

 

僕は今の職場で4つ目。25歳にしては異例の行動力だ(飽き性だ)。正直今回のような突然の解散ももはや慣れたもんだし、別に社長を責めようとも思わない。

 

さてさて、困りましたね。25歳にして5度目の無職。またまた人生を彷徨う事になりそうですねぇ~。これに慣れてしまっているのがなんとも言えない恐ろしさ。

 

 

 

こんな僕でも今日を元気に生きている。あなたならもっとやれるはずだ。